11月
26
2013

イヤフォンあれこれ。その5

<求める条件>
・耳が蒸れるのと体がミニサイズのためヘッドフォンよりはイヤフォン。
・通勤電車で使うので遮音性が高いこと。というわけでカナル式。
・1回の平均使用時間:60分
・価格帯は6000〜20000円くらい (理想は3万円くらい…)
・使用機器:iPod touch第5世代直差し
・ビットレート:AAC 320kbps、Apple Lossless、AIFF
・よく聴く音楽:POPS(エレクトロ系、R&B系、JAZZ系)、ROCK(ギターロック系)
・求める音:音場広め、明るくクリアでタイト、低音が沈み込みメリハリがある事。女性ボーカルや高音にキラメキと艶、抜けが良いとなお良し。ソースに忠実というよりは聴いていて楽しい事。(すごく無い物ねだりなのはわかりました)

足りないものを求めてイヤフォンもう一本

理想のイヤフォンて案外ないもんだな…。と身に染みてわかってからイヤフォンジプシー始まってます。いや、まだアンプには手を出さずにイコライザーでどうこうしようというレベルで我慢していますが。
Monster N-ERGYは好きですよそりゃあ。なんだかんだ返品できなかったくらいですから。
でもやっぱこれだけで聴いてると時々瑞々しさが欲しくなるんです。明るくていいけどちょっとドライなイヤフォンだから。
で、試聴していた時に気になっていた一本、あれから間をおかず買ってしまいました。
個人が好きな音を求めてさまよっている時の備忘録なので、主観が相当入っています。鵜呑みにせず実際に試聴する事をおすすめします。


中高音を瑞々しく聴きたい!

◆Final audio design heaven IV FI-HE4B価格.com
<長所>
・音が明るい
・ピアノ、アコギ、ヴォーカルが豊か。

ER-6iから数えてBA型で2つ目のイヤフォン。音の明るさとN-ERGYで不満だった中高音のドライさをフォローできているのが印象的で選びました。
とはいえERがなんでダメだったかと言うとひとえに重低音が全く出てなかったからなので、買うかどうかを考えた時にはその点も意識しました。heaven IVを選んだ理由はこのメーカーの中では低音がかなり出ていて、インパクトがありつつも締まっている、というところからです。

イヤーピースは2種(共振性を生かすか殺すか)でサイズは3種類。
それぞれ聴こえ方が全然変わってきます。
重低音を活かすピースだと高音が抜けが悪くなり、抜けのよい軽やかで瑞々しいピースだと「重」低音の分量が押さえられる。
おまけに耳の中のポジションがちょっと変わっても聞こえ方が変わります。
しばらくベストな組み合わせを試行錯誤しましたが、このイヤフォンで一番ネックな重低音を強調しておくのが満遍なく色んなジャンルをシャッフルする事の多い私には最大公約数だなということになり、共振性のある方のLサイズを深め上向きに差すのが定番になりました。

N-ERGYの倍の価格だけあって解像度はこちらの方が圧倒的に高いです。かすれて聞こえる部分があまりなくなりヴォーカルが滑らかに感じられるようになったのは良かった、ピアノの音が気持ちいい。それに、N-ERGYの中音域の引っ込んだ部分がグッと前にでてきました。全体的に聞こえるようになったというのが違う聞き心地で新鮮だった。
インピーダンス16Ωとポータブルプレイヤー向きなので音量小さめで聴けるのも助かる。

ただし、欠点がいくつか。
<短所>
・タッチノイズがすごい。ケーブルがゴムっぽく滑らないため。絡まるとほどくのが大変&白だと汚れを吸着してしまう。
・遮音性は普通だが、音漏れする。穴はないはずなのに長いステンレスの筐体から響くように漏れてくる。N-ERGYの方がよっぽどまし。
・重低音、高音がない。ない、と言い切りたくなるほどに分量がすくない。いわゆるカマボコ型にチューニングされているために音場の広さは普通なのに密閉感がある。
・低音は確かにインパクトがあるように聞こえるが、沈まない。ゴムボールのようにボヨンとした弾力のある低音で、残響がない。

BA型の特徴らしいカマボコ型のチューニング。実は試聴時に少し籠って聞こえる?とも思ったのですが、N-ERGYが風通しよすぎるせいだろうと思ったのと、イコライザアプリを通すことで改善されて聞こえたため、このイヤフォンはデフォアプリではなくイコライザアプリを使う前提でいいか、と思ってました。
実際に手に入れてあれこれ試行錯誤したものの、これらの短所は自分の腕ではどうにもならなかった。ぴっちりとラッピングされたような感じが聴いてて息苦しく、その代わり出てくる中音域の情報量が多くて、なんだか疲れてしまうという結果に。
実際iPodのアンプが良い訳ではない事はわかってたので、もっと良い音で聴けるiMacに繋ぐと多少は音抜けが良くなったように感じられたのだけれど、だからといって低音が沈まないのは変わりようがなく。高音もつやつやしているというほどではなかったです。

時々聴く分には面白かったし、ヴォーカルの滑らかさは魅力ではあったのだけど、私にとっての魅力は中音域だけだった。そこだけ特化しても後が不満じゃ聴いてて楽しくない。
というわけで次第に使用頻度が下がっていき、そこそこいいお値段だったしこのまま持っててももったいないので、半年後の先日、売ってきました。

試聴の時に感じた違和感って後になるほど顕著になるもんだなあ。そしてどーにもならない。
イヤフォン選びって難しい。でも、勉強になりました。
heaven IVは最近人気が出てきてるみたいなので、合う人は結構いると思います。音の好みは結構マニアックという自覚がある私の選択なので、このメモはあくまで情報のひとつくらいに思ってくださいませ。

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